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術後に打たれるあの注射は、血栓予防薬だった!

血栓予防について

 

手術を一生の間に何回も繰り返す、という方は少ないでしょう。

 

人生において、手術とはもっとも緊張し、
不安を覚える出来事のひとつとも言えます。

 

手術を経験した方はご存知かもしれませんが、
そのような手術のあとに、注射を打つということがあります。

 

たくさんの注射や点滴に繋がれているため、
何の注射だったのかわからない!という方も少なくありません。

 

実はその注射、命に関わる病気を予防する、
血栓予防薬だったかもしれません。

 

血栓とは?

 

血栓予防について

 

血栓とは、血管の中にできる血液や血小板の塊のことです。

 

通常、血栓は血管の修復をするなどの、
良い働きもしてくれるものです。

 

しかし、それが剥がれなくなり、
血液の流れを邪魔するようになると、
深刻な症状の原因となります。

 

手術後の安静による血栓

 

血栓予防について

 

主に血栓の原因となるのは、
乱れた生活習慣やストレス、肥満などです。

 

しかし、手術をした後にも
そのような血栓が起きてしまう場合があります。

 

加齢や、良くない生活習慣によって引き起こされる血栓と違い、
術後の血栓は安静にしていることが原因です。

 

心臓に戻ってくる血液、つまり静脈を流れる血液は
流れがゆっくりなので、血栓ができやすい状態なのです。

 

術後はしばらくの間安静ですので、
特にその流れはゆっくりになります。

 

その時に血栓が出来、動き出した時にその血栓が剥がれて、
心臓や肺などに詰まるということが心配されているのです。

 

血栓予防薬を使った処置

 

血栓予防について

 

それで多くの場合、手術が終わった後から
血栓予防薬の注射を使ったり、ポンプを使い血流を良くする、
などという治療を始めます。

 

手術の後には足元に、プシュープシュー、という音を出す
ポンプが付けられていたという方は多いかと思います。

 

第二の心臓とも言われているふくらはぎを刺激することで、
血栓予防を行っているのです。

 

局所麻酔の帝王切開後などの場合も、
もちろん同じ処置が行われます。

 

使われる注射は血栓予防薬

 

血栓予防について

 

手術後の安静により血栓が作られるのを防ぐために、
注射が主に使われています。

 

その注射は、抗凝固剤と言われる、血栓予防薬です。

 

抗凝固薬という種類の血栓予防薬は、
主に静脈にできる血栓を予防する種類の薬なんです。

 

手術の後は静脈に血栓ができやすい状態なので、
この種類の血栓予防薬を注射することで、
危険な心筋梗塞や血管塞栓症の予防ができるというわけです。

 

主に、ワーファリンという種類の血栓予防薬が、
注射として用いられてきました。

 

最近では、新薬なども多く開発されており、
注射のタイプだけではなく、経口薬も存在します。

 

 

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